2008-01-01から1年間の記事一覧

月の出ている真昼間

この街には夜が無い だが闇はいつでも背後にある 無数の蟲の卵が産み付けられ ドブ川の臭いのする背中には相応しいのだが 貴方は私の後ろにいつもいて五月蝿いので 農薬入りシチューを自ら食べて自決して欲しいのだ 私はこれから本屋に行き糞にも味噌にもな…

早冬のスキー

滑降は止まらない どこまで落ちれば止まるのか 私は貴女とセックスしたいのだが 貴方はそれが気に入らなかったようだ セクシャルハラスメントは4月に起きる

甘露・甘露・甘露

眠れぬ夜に突き付けられた現実は 私の存在を否定する哀れみの声と カフェオレとチーズバーガーでした 生きていく上で必要なのは一握の砂糖だと 自己弁護は止まらずカード捲りも止まりません 渚では私の勇気が認められずに逃げといわれました 生きるのは難し…

フィジカル・ネガティブ

熱のある朝は24時間でも寝れるという信条の元に 眠りに眠った至福の時間は15時間と短かったが 朝になっても熱が下がっていなかったので 行きたくも無い種蒔きに行かずに済んだと 嬉々としていたのだがよくよく考えれば 風邪を引いたということは不幸な事であ…

阿吽の回転

海鳥が一匹空中をくるりと回った 待ち合わせの時間を回った事に私は気づいた そして電子部品はどこにあるのか探し回った挙句 ヴァーチャルな兎となってピョンピョン跳ね回った そして酒も回り頭の痛い深夜と早朝の間に思うのは 回転木馬は三角木馬の夢を見る…

笑いの形而上学

思えば独りになってから孤独を感じなくなった それは周りに水子が増えたのだと思い空中にキスをした 三分の一の劣情の感情はペドフィリアのネクロフィリアだ 子供踊りの為にギターを弾くのも楽しくなってきたのだ 人生が充実している今は孤独を楽しみ 秋の暮…

終いの姉妹

連戦の向き合いが終わってしまったのだ 今日という日は再びテレヴィジョンの神様の ケツの穴を舐める指令を受けたのだ それならばと池田大作のケツマンコを舐めたいと 曇天模様の空に声も荒げてしまうのだ 私は商業主義を泣きたいのだがここで泣けば しっぺ…

雷門

浅草の町は憎たらしい事に晴天なのだ これに憤慨しない事には私のアイデンティティは 白砂の城の様に灰燼に帰してしまうのだが 私の行き止まりは浅草だったと一人で太鼓を叩くのだ 全ての人間は時間にルーズなので女子高生と性交をして エイズなりエボラ熱な…

キチガイ水

今日は水が畝っていないので飛び込んでも大丈夫だと 黄金の枝豆に跨り飛び込んだのはいいのだが いつの間に私は居酒屋から屋形船に移動したのだ? 思えば記憶という物は一握の砂の如く儚い物で 粘土の様に元の形を思い出せない物なのだ 一つ解る事は私は高崎…

週刊実話

私の投げる剛速球は同級生には評判なのだが 一般人には打てない気がして不安の種なのだ 十年後二十年後もこのままでいるのだろうか? 媚びた所で私が頂点に行けないのは知っている ならば媚びずの反骨精神で蕎麦を啜るのだ 私が欲情したのは小さな子供だと嘯…

マリリン・マンソンNo.1

私の中のテレヴィジョンの神様はすで自殺しているというのに 貴方はまだ私にそれを崇拝しろと強要するのですか? 自殺するべきは貴方なのだと声を荒げたい気分だ 私を生かしてくれるのか?殺してくれるのか? 私は丁稚奉公ではない、アイディンティティを持…

ゴリラの交尾

今日に限っていい天気が降り注いでいるのは貴女のせいだ いつまでもここに広がっている青空を眺めてるわけにはいかない 高崎線に乗ったアザラシの兄弟は丸まっていたのだ それは寒さから来る物であり私は直立不動の構えだったのだ いつの間にか数年ぶりに会…

木村カエラの妹

電車に運ばれているのは私ではなく私の脱殻だ 脱皮した私は千川で狂人のフリをしたのだ 選ばれしエリートになれるのではないかと 嬉々として肩と肘を血塗れにしていたのは カラフルなシャツが赤く染まるのを懼れたからだ 躍動するパッションはすべての猿に感…

僕の脹脛

巨大なスクリーンに盲が映し出されていた これは公開処刑なのだろうと思っていたのだが 気づけばリンダリンダを大声て歌っていた私こそ 殺されるべき存在、それも首吊りの丘の上でだ テレヴィジョンに連合赤軍が映し出されているのだが これから浅間山荘に行…

自分の瞳をふと眺めてみると 白く濁った登別カルルス温泉の様で そこに漬かってみれば罪を洗い流せるかと 空中に尋ねてみたのだが返事はなく 気づいてみれば壁とお話していたのだ これでは原石と同じではないかと 歯軋りしながら自分自身を呪ってみる物の 思…

二度と見れない眼

やっと一人になれたと思えば私は望まれてないらしい 考えても見れば今まで生きていた中で望まれた事など なかったと確信できるこのヒポポタマスよ いつまで立っても私は笑わせられないアルルカンのまま 空中に吐いた煙草の煙のように掻き消されるのだろうと …

デジタルビデオカメラ

朝ぼらけにふとパーカッションを叩いてみれば 貴方の必要性すら見えなくなる五里霧中の日 私が楽しめなければ貴方も楽しめないのだと 連立政権はいつ滅びてもしょうがないのだと 創価学会員を敵に回す私はボーリングも出来るのだ ただ貴方の金玉を投げる事は…

貴方より私が死ぬべきだ

私が一進一退を繰り返しても貴方は微動だにしようとしない もし動こうとしているか動いているとしても私には見えないのだ 苦渋の決断の時は近いかもしれないと車を炎上させたのだが それは苦渋でもなく私一人が旅立つための布石だと思えば ハッピーエンドへ…

看板は?

時代は一期一会だと高田延彦が汚いケツを振りながら 私たちに叫んでいたのは妄想だったのだろうか あのビルの屋上で放尿したのは確かなのだ すべてを洗い流したいと切に願ったのだが 私はギターを弾いてルンペンになるしかない そう思えば外人のいる街はここ…

宴-ENN-

私は許されざる存在だったのだと気づいたのだ 家族の一員にすらなれない私は世界に入れないのだ 煎じたお茶と焙じたお茶はアイディンティティを ボールペンの中に詰め込んで三つ首の犬になったのだ 血塗れの一族になれないのは誰なのだ?と自問自答 ドリルで…

朝が来たので夜を待つ

夜遅くまでヤマトヤケヤスデと格闘していたのだが 私の孤軍奮闘も敵わず電脳空間は灰燼と化し 灰色、青、黄色とカラフルなロボットの死ぬシーンが 空が白んできても頭から離れずに辟易としている 白い眼のライオンが太鼓叩きを食べるハッピーエンドは 旅立つ…

ゲイシーは傍観者

寝れずに暗闇の中に視線を泳がしていたのだが 割れた立ち鏡の中に牙を剥いたピエロが仰々しい顔で 眼を見開き辺りをギョロギョロと見回していた しばらく眺めていると我が家の飼い猫と目が合い 一人と一匹は視線を交えたまま固まったのだ ピエロは口を開くと…

まばたきさん

今日は自慰をしたかも私は思い出せないでいる これは脳味噌が蒸発して逝ってるのだと不安に襲われ 私は今日から自慰日記をつけることにしたのだが 半日で新品のノートを使い切ってしまった 一瞬の感動は言い表せないほどに多い ただ、ここに書く事は何一つな…

ヤマアラシのジレンマ

今日は言葉が産まれてこないのだ これは私の脳が枯渇したからだ もう守るべき物は何もないと 頭髪は全て抜け落ち無数の毛虫になり 私の体を這いずり回っている 私は棘の生えた人間でありたいと思った

親指の旋律

私は知的障害者に成り果ててしまった 常飲している精神安定剤の名前すら思い出せないのだ 知的障害者で精神障害者の私は言うなればゴミクズだ 自慰テイッシュと同価値もしくはそれ以下なのだ 稚児の脳は恐ろしいと金魚の神話を聞いた時 自己の意見を保持でき…

食物連鎖

敬うべきは老害ではなく脳梅であると思ったのだが ファミリーレストランへの道のりは激しくうねっているので 亀の甲より年の功とたんたかたんとリズムを刻み 尻を振りながら歩くマリリン・モンローは殴り殺してしまった それからという物、暗闇の部屋の片隅…

仏教の教え

私が駄目なのではなく私達が駄目なのです と声を荒げたかったのですが唖に言葉はありません 一心不乱に私は腐乱してアピールしたのですが 泣きそうになったのは私の方でした 私が見ているのは私の背中だけだったのがいけないと 嬉々として自問自答を繰り返そ…

空の広さを知る

日に日に高くなっていく天井を見つめながら 私が考えることは自分の事だけなのです 貴方が見つめている空と私が見つめている天井は 同じ高さに既になってしまっているので 悲しみながら私は木魚を狂気の態で叩きます 天井から降り注ぐ二十七色の蛙の声は 私…

されど罪人は竜と踊る

私はくるくる回るくるくるピエロだ 頭がくるくるぱーなのだ 誰かが倒れようとも私は立ち止まらない自信がある 黄金蝶が飛んでいるのを見ながら目を回す 地球は私の眼球と共にぐるぐる回る 私が世界の中心ではない 世界中すべての回転体の中心が目に入るだけ…

亀愛人

思えば眠らない町で寝ようと思ったのが間違いだった プロペラを飲み込んだ私を制御できるのは私だけなのだが 他人のプロペラを捥いでしまいたいと思ったのは 韓国人殺しの運転手のタクシーに乗ったとき以来だ ジュースは100円、私たちはこのままなら10円の価…