月明かりとも日差しともつかない光が窓の外へ走ってゆく 私はどこに目線を送ればいいのかと空中散歩だ 窓からはピエロとも殺人鬼ともつかない光が差してくる 私にある光とは何だろうと考えれば地下の光だ 決して地上に射す事の無い地下の光だ 毒された私を浄…
息も絶え絶えに眠れる夜を過ごしている 聞こえてくるのは換気扇の音、夜風の音、誰かの声 その度に表情を変える私は百面相なのだ 窓からは誰かが覗いているのだがきっとキリストだろう 神様の振りをしたホームレスの歌に脅えている私は乞食以下だ 脅えながら…
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