全身に筋弛緩剤を注射された夜の様に 蕩けていく身体を空中に投げ出しています 私はここにずっといたのに 誰かが私はここにはいないと言う 思えばずっと私は何処かで虚ついている 阿呆の顔で涎を垂れ流しながら あうあうと白痴の声を出しながら それでいて背…
吐瀉物に塗れた部屋は迫り来る夏の陽気で 甘酢っぱい臭いが立ち込めて笑いの止まらない空気です 汚臭と汚物に塗れた汚男が笑いながら駄文を書き連ね それこそが私の残すべき物なのだと呟いております 残してきた人、残された人、残した人、残されるべき人 誰…
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