2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

明かりをつけろ

やくみつるに農薬を飲んで死んでもらいたい理由は 私の祖母の善意を欺瞞に満ちた自尊心によって 彼という名のスケープゴートに見事に咲かせたからだ 枯れない薔薇の無い様に枯れない水の無い様に 私の心ではエネループの如きサイクルが目覚めようとしてる 丁…

花子

カメラ目線の先には地獄の鬼がいると言うのに 貴方は天使のように微笑みながらピタっとフリーズした その瞬間デジタルの神様は私に微笑んだ気がしたのだが 結果論から言えば私のブリーフは黄ばんでいたのだ それ以来、人間は信じていないのだが神様は信じて…

乳飲み児

どうやら紫色の巨人が私の新居を見つけたらしく 私のドアをガンガンと蹴飛ばしながら嘆いている これはいけないどダイナマイトを爆発させてみたが 実際は見事に爆発したのは私の足りてない頭だけで 被害総額は100,000,000人の少女たちだけであった 電子レン…

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大都会の真ん中で憔悴した私を抱いているのは誰だ? 私を抱いたまま暗闇に浮かぶ水色の物体は臭いのだ 例えるならば使用済みナプキンと木工用ボンドを 混ぜ捏ねて三年間程寝かした様なフローラルな香りだ それに何よりも巨大で私の陰茎ほどの大きさがある こ…

三角州

恋人同士にロマンスが流れる様に私の中に孤独が流れる 私ですら全身をエメラルドグリーンに染めているというのに 貴方はビビットピンクなのだからしょうがないと思うのだ 雪が降ればいいのにと思ったときには既に一面は銀世界だった 思えばこれが私たちの形…

近い時間

貴方の死体で熱湯コマーシャルの遊びをしました 辛味と甘みのコントラストが見事に鼻先に抜けていきます 私のカメラで貴方の寝顔を写してもいいでしょうか? 私には時給3000円の価値があるのに誰も気づいてくれません 私もそろそろ行動に出ようと手紙を書い…

コンガのリズム

手を合わせて祈ってみても何も叶わない 望んでもいない事は叶うこともあるが そもそも私は何を望んでいるのか 自分でもわからずにくるりと宙を舞っている アクロバット飛行を繰り返してきた私は 脳が蕩けてエコノミークラス症候群の態だ 「これはいけません…

悲しい色だね

暗闇の中で独りいないいないばぁをする悲しさを知っているか? 目を開け手を退けた時に誰かが居るかも知れないと言う 一抹の希望を完膚なきまでに木っ端微塵に砕かれる気持ちがわかるか? 私にはわからない 私が独りでだろうがいないいないばぁをした後には…

3分間クッキング

眼球が不要になったので穿り出し捨てたのだが 近所のおばさんに今日は燃えないゴミの日ですよと 注意をされたので私は立腹し声を荒げて 「それは盲人に対する態度ではない、盲人は哀れんで扱え」 と怒鳴り散らしたのだがおばさんは平然と 「貴方の目は見える…

ゴールテープ

小さな好奇心から自殺してみた 死後の世界は中々気持ちが良く ここは地獄か天国かと尋ねた所 貴方の自宅ですよと諭されたのだ 私は生きながらに死んでいるなと 自分を呪う結末になってしまったので 次は麻縄で首を括りたいと思います

安倍晋三の手記

私はいつでも奴隷市場で売れ残っているのだが その原因は四六時中枡を掻いているせいだろうか しかし自慰は心に平穏を訪れさせてくれる薬だ 安息の地はどこに在るのだろうかと考えた時に トランクスパンツの中を覗いて見てしまう私は 猿よりも畜生以下の烏賊…

踊るマハラジャ

肉付き良くたわわに実った夜明けを蟷螂の眼差しで眺めています 実は私自身が私であったために私が私でなくなるのを危惧し あぁ、これが一般論かと見事に思考が停止しているのです 私は化石のような人類なので淡白であっさりとした白身魚の刺身を 「ごめんな…

ブスの心

何が悪いのか知らないが虫歯が痛む季節に 生まれてしまった私が悪者なのは確かだ いつまでも生きていても仕方がないのに のうのうと生きる私の様が死産した鯨の様で 居た堪れないのは身に染みて感じている 誰も私を許してくれないと思えば薬が欲しくなり 薬…

最低のクズ

コンコルドの如くの早さで果てる事のできる私は 時間のない現代のサラリーマンから見れば幸せ者だろうか 着眼点を変えさえすれば誰でも必要になり誰でも不必要となる 私はどこから見ても誰からも不必要な人間なので 飛び降り自殺をしてみようかと思ったのだ…

結果は死んでいた

私が驚愕したのは貴方方の遅漏と卑屈な笑い方だ それは素晴らしい結果となったのはきっと私達が 乞食の様に見窄らしい体と世間を知らない広いだけの顔で これ程までに工夫を凝らしたのが功を奏しただ ただ私達が早漏であり包茎であり卑猥であり まさかこの形…

夢邪鬼

私は真面目に生きているのだろうか 常にふざけて生きて行こうと電波に誓った記憶があるのだが ふざけている人は真面目にふざけているのだ 相反する二つの物をしかめっ面で混ぜる事は 私にとってカビキラーと漂白剤を混ぜるが如くの行為になるのはと 恐れ戦き…

非常ベル

今を貪り食うのが億劫でしょうがない 後ろでは早くしろと言わんばかりに百鬼夜行が イライラしているのだが私の脳は熱湯でふやけてしまっている 弱アルカリ性の私の体に警鐘を鳴らしてくれた貴方を 思い出したのが運の尽きであったと今、新説を唱えたのだが …

怠惰

今日という日を一文字で表せば喉でだ 酸の池をそれ程歩いて見たくはないのだが もしかしたら私に出会えるかもしれないという 淡い変態的な理由だけで今日を生きている 眠気と溜息が絶妙なコントラストを見せ付けて いつかの秘密が心底不安でしょうがないのだ…

起承顛末

先ほどから頭蓋の中を小さな看護士が数名動き回っている 私の脳味噌は侵食されたようで真っ白な空だけが浮かんでいるのが 見えるはずもない盲目の眼球に鮮明に映り確信の幕開けだった 私は戦国時代から代々続くそれは見事なキチガイだったのだ 証拠に新年だ…