月の出ている真昼間

この街には夜が無い
だが闇はいつでも背後にある
無数の蟲の卵が産み付けられ
ドブ川の臭いのする背中には相応しいのだが
貴方は私の後ろにいつもいて五月蝿いので
農薬入りシチューを自ら食べて自決して欲しいのだ
私はこれから本屋に行き糞にも味噌にもならない
俗書を読みながら自慰をしなくてはいけないので
貴方は死んでもそれを見続けてください
それを謝罪と受け取り射精します