2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

猟奇が街にやってくる

私のリビドーはどこかで溢れ出して大火事を起している 横浜の小火もそれが原因で私はアイヤアイヤと踊ったのだ 私の踊りは未だにややこ踊りのステテコダンスだ だか私はステテコを掃いていないが為に漏れるのは失笑だ いつの間にか日付も変わっていたのだが…

今、蕩けていますよ

窓の外の景色はスパゲティ化現象を起こし 空も飛べるはずと勘違いしていた私は 11月のくれに降り注ぐ寝不足の雨に 今日が過ぎ去ってしまった事にも気付かず アメリカ被れのブレイクファーストをぶち壊し 奇術師の黙ってしまう下町の艦隊に 今まで感じた事の…

斉藤さん

私の背中にいるインディアンの魂は チベットから来た魂であって決して 南米やましてや貴様らのような 民度の知れる土人の国から来た物ではない 悔やまれるのは土人に耳打ちをされた時に うふふふとにやけてしまった事だ 新宿の居酒屋には不思議な力が溢れて…

サルトル・マルクス

朝の次に夜が来るという時間の捻れを感じた時 私の右側から携帯電話が出てきたのだった 夜はいつなのだろうと考えた事はあるだろうか? 一瞬の朝の次は永遠の夜が来ると思っていたのは 冬の毛布の暖かさと尿意のコントラストだ ドラッグでも決めないといけな…

ねむい・ねむい・めまい

日々に疑問を持たずに生きているのは疲れる事だ 流れていく時を下水の様にしか感じれない下卑た生き方 そんな日々を打ち砕くカンフル剤には笑顔になれる薬が 私には必要なのだが処方箋は誰も書いてくれないのだ 今もエレキギターの音で誤魔化しつつあるが実…

野比のび助

三往復しても通り過ぎてしまうのはいつの日の思い出だろう? あれは確か四季のうちのどれかだったとは記憶しているが 今思えばどれでもなかったのかもしれないと疑心暗鬼だ 今は半身不随だが昔は五体満足の脳天気な脱穀米だった それとも私は気づいてないだ…

夢は夜ひらく

寝ようと思っていたのに私はなぜ此処にいるのだろう? 此処でいくら喋ろうとしても無駄だという事はわかっているのだ 背中からどんどんと言葉が剥がれ落ちて行き宙返りを繰り返し 翻った金色の鬣に意味を求めようとばかりしている 剥がれ落ちた言葉などに意…

始発電車

電車の扉が開くと共に音楽は消え去りました そして扉の閉まる音が消え去ると共に 全ての音が消え去り無音の深夜4時が生まれました 私は産声を上げたかったのですが粋ではないと思い 目の前にある三角州をただひたすら眺めていたのです 貴女が消え去ると共に…

ハッピーターン

思えば眠らない街を眠らせたのは私かもしれません 埼京線すら走っていない新宿で貴女の振りをして 貴方に執拗にメールを送りつけたのは私です 貴女が阿婆擦れの売女だからいけないんです 虹の黄昏すら見ることの出来ない私は 少ない脳を振り絞ってぶどうカル…

猥褻物陳列罪

ショーウィンドウに並んだペニスは私の物ではないです 私のペニスは包茎のポークヴィッツの様なペニスです 私は私のペニスに劣情を催していたのですが 気がつけばそこは海の見える街でした これは箒に跨り鯡の包み焼きを届けなければと 焦った結果が長靴一杯…

百度

今日という日は何も無い日だったので何も無いなりに 何かあるだろうとGoogleで自分自身を検索した所 検索結果に自分はいなかったので私は存在しないのです つまり私はケロっと消えてしまう煙だったのです 煙すらも存在しないとしたら私はUKロックを聞きなが…

コッペリアの柩

私は怪しいので銀行強盗をします 荒俣宏先生の指示ですので断れません もし未知と遭遇する事があれば 私はコカコーラの瓶で貴方の頭を割ります キスの余韻は精神安定剤すらも無効にするので 私は今キチガイなので何をしても赦されます 口座には10円、貴方に…

CANKYO

23年間動かなかったバイヴレーターは電車の中で鳴り響き これは私も腹を下すしかないと腹を括った時 眠らない街で見た100台のロボットが100台のロボットを 操作するサイエンスフィクションの様な世界を思い出し 私はあの中に紛れてロボットダンスを踊らなけ…

今、捻れていますよ

なぜ一本のコーラが100万円もするのかと考えた所 ここは夢だと形振り構わず気づいたのは深夜3時でした 冷蔵庫に牛の頭が浮かんでいるのもきっと夢です 私のアイデンティティがキチガイになっているのです 意味も無く繰り返す頭痛の種は眠り姫の偏頭痛です 貴…

五冊めの真実

日々が淡白に流れていってる 微炭酸を喉に流し込めばシュワシュワと 泡沫が消え去るのが自分の人生の様で 私は鰐皮の財布を持ち歩くのをやめたのだ 回鍋肉も餃子も私にとっては一瞬の煌きだ 明日になれば大便と化し汚臭を放つかと思えば 私にお似合いなのは…

月の出ている真昼間

この街には夜が無い だが闇はいつでも背後にある 無数の蟲の卵が産み付けられ ドブ川の臭いのする背中には相応しいのだが 貴方は私の後ろにいつもいて五月蝿いので 農薬入りシチューを自ら食べて自決して欲しいのだ 私はこれから本屋に行き糞にも味噌にもな…

早冬のスキー

滑降は止まらない どこまで落ちれば止まるのか 私は貴女とセックスしたいのだが 貴方はそれが気に入らなかったようだ セクシャルハラスメントは4月に起きる

甘露・甘露・甘露

眠れぬ夜に突き付けられた現実は 私の存在を否定する哀れみの声と カフェオレとチーズバーガーでした 生きていく上で必要なのは一握の砂糖だと 自己弁護は止まらずカード捲りも止まりません 渚では私の勇気が認められずに逃げといわれました 生きるのは難し…