甘露・甘露・甘露

眠れぬ夜に突き付けられた現実は
私の存在を否定する哀れみの声と
カフェオレとチーズバーガーでした
生きていく上で必要なのは一握の砂糖だと
自己弁護は止まらずカード捲りも止まりません
渚では私の勇気が認められずに逃げといわれました
生きるのは難しい、死ぬのは簡単
選ぶなら私は簡単な道を選びたかったのですが
電車に轢かれた男性は水路まで追いかけてくるのです
憑いて来るな撞いてゆけの精神を忘れぬと誓いました