2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

さよなら絶望先生

米騒動でもやってきたかと思うほどの腹の空き様だ 気付けばザーメンをたらふく飲みあしたのジョーになっている 黒くなれば黒くなるほど胃袋を洗濯したくなり 気付けば反吐塗れの座布団に頭を埋めているのだ タクシーはスピードを出しすぎて死んでいる 私は乞…

車輪の中

「朕は国家である」と言っていた私も夢現の中だ 何が現実で何が夢なのかもわからず頭の中で霞を食べている 道路で干からびている蚯蚓の様に私も果てるのか? 弁当箱の中にはマイクロペニスを刻んで入れた 道路の道端で死んでいる信号機を弔うように雨が強く…

さらさら

南関東を旅立ってから幾度と無く私が私を睨んでいる 金の亡者となった私は金の使い方も知らない青二才だ 明日には暴力団に押し寿司にされて川流しにされている 貴方のような青二才の先輩はただの下種野朗だと気付きなさい 鳴らない目覚まし時計は時を飛ばし…

焼酎の日

奇跡が起きたとしか言い様の無い雨の日 私はただひたすら楽しんで狂ってくるっと踊ったのだ それだけで誕生日が来る幸運を掴んでしまったのだ そこに今日が待っていたのを私は知らなかった 厚顔無恥のマリリン・マンソンだったのだ しかし時が経てば其処にい…

羊水は汚水

寝不足の脳味噌はブラウン管から手を生やしてくれる 頭の中身は薬を欲しているのだが身体は動かない このまま薬を飲まなければいつの間にか死ねないかと 桃井はるこに尋ねてみた所、フェラチオをしてくれた そんな幻覚を見ながらDVDを投げまわし畸形の夢を見…

トゲアリトゲナシトゲトゲ

いつの間にか私のロブスターがザリガニになっている 粉々に砕けた蜘蛛の身体が風に吹かれて飛んでいる 手の平にダイオウグソクムシを乗せているのはタラバガニだ タランチュラが大百足の足に見とれて手も足も出ない 出るのは小蝿のちらつきとこそこそするホ…

インポテンツの魔法

ネオンが輝く東京の街はどこにあるのか そんな事を思いながら大草原で小さく丸まっていた ずらずらと並ぶ主婦たちは心も持たないのかと泣きたくなり 場末のショーパブでここがカリフォルニアと巻かれたのだ 初夏にフィギュアスケートと張り切ってみたものの …

二重線を引いたノートの切れ端がチラチラと頭を過ぎる お母さん、貴方の顔を思い出すのには薬は要らなそうです 私は私をもう辞めるべきなのかと思わせる貴方は誰だ 思えば頭の中に住んでいた住人は長らく帰ってこないのだ 再びドアをノックするのは貴方では…

重たい背中

手抜きの牡丹は咲く前に散っている事を知っているか? 睡眠不足の私の脳味噌は枯れる前に乾いているのだ 落ちてくる空に潰されそうな劇場で明かす夜 時計は私に2時間しかくれないので泣きそうになり 大雑把に世界を広げてみようとした所、三重苦に泣かされ …

すこっぷ

白米だけで笑えるなんて私はなんて幸せなんだ と妄想していた午前中とは違う世界を見ている 三日天下は頭上高くに渦巻いてキッチリの三日おきだ 缶コーヒーに知られた過去は薄らと安堵感をくれた だが私の前には再び誰も立ってくれなくなる日が来る その日を…

涅槃で奏でるギター

私は階段を登っていた 何時に無く心地のよい歓声が沸いていた下を見つめ そこにいる全ての愚かなる者に等しく滅びを与え様としたが 私の頭のCPUは既にオーバークロックしていたので 気分良く風呂に浸かりながらアニメソングを歌ったのだ 気付けば乞食は姉DVD…

色は匂へど散りぬるを

私が34年間生きてきて確信した事が一つだけある それは夜はひっそりとやってくるという事だ 今日も今日とて未成熟な裸体を嘗め回していたのだが 気付けば太陽は地面へと溶け込み私は取り残されていた そして気がつけば今日は既に終わっている 歩みの遅い亀は…

さぁ、咲こう

ぽかぁんと音をさせながらぽかぁんとしていた所 倉庫の二階から箱が音を立てて頭の上に落ちてきた すると床一面に油の花が咲き蝦蟇がぐぁあぐぁあと鳴き始め 卍解するべきは己の包茎と思いつつオナニーをした 包茎を見つめ包茎を愛でる私こそ真の包茎である …

焼肉の日

三人の愚者が別れた時、私は電子ドラッグに手を出した 斜めに構えた額縁を見てこれぞ私の精神崩壊と笑った 気がつけば夢の中に二時間ほど滞在していたのだが 同僚の声で私は寝ぼけ眼を飛び出させたのだった 笑っているのは笑い茸を食べたからではない 貴方が…