サルトル・マルクス

朝の次に夜が来るという時間の捻れを感じた時
私の右側から携帯電話が出てきたのだった
夜はいつなのだろうと考えた事はあるだろうか?
一瞬の朝の次は永遠の夜が来ると思っていたのは
冬の毛布の暖かさと尿意のコントラストだ
ドラッグでも決めないといけない私の体は
朝にも夜にも起きれずに全ての灰色が私を覆い
キチガイであった時の私の肩を滑り落ちていくのだ
このもどかしい感情を誰かに伝えたいのだが
私の側からは全ての人が去っていったのだ
なので私は真っ暗闇の中で白い壁にひたすらと
私の生い立ちをマシンガントークで語っているのだ