猟奇が街にやってくる

私のリビドーはどこかで溢れ出して大火事を起している
横浜の小火もそれが原因で私はアイヤアイヤと踊ったのだ
私の踊りは未だにややこ踊りのステテコダンスだ
だか私はステテコを掃いていないが為に漏れるのは失笑だ
いつの間にか日付も変わっていたのだが私の口から樹液が出て
愚痴を水道の蛇口の如く駄々漏れにしていた為に電話に怯え
いつの間にやら微睡ろんだ夜に月が微笑んでいたのだ
私の繰り返すチョッパースラップは三味線のリズムで
久々の有意義な時間をどぶ川で汚しているのだ
それは私が貝になりたくて鮑と赤貝を揉みしだいたからだろう
私の中にルサンチマンという言葉は未だに見つかっていない