すこっぷ

白米だけで笑えるなんて私はなんて幸せなんだ
と妄想していた午前中とは違う世界を見ている
三日天下は頭上高くに渦巻いてキッチリの三日おきだ
缶コーヒーに知られた過去は薄らと安堵感をくれた
だが私の前には再び誰も立ってくれなくなる日が来る
その日を怖がっている私は光の速さで歩いている
私の言葉は爆弾にはならないと痛感した夜に
壊れた頭が直っていく妄想をしている頭は壊れているのだろう