車輪の中

「朕は国家である」と言っていた私も夢現の中だ
何が現実で何が夢なのかもわからず頭の中で霞を食べている
道路で干からびている蚯蚓の様に私も果てるのか?
弁当箱の中にはマイクロペニスを刻んで入れた
道路の道端で死んでいる信号機を弔うように雨が強くなる
私の股間は既にびちょびちょのまるでポロロッカ現象だ
暦を刻む女を切り刻んでは魔法使いの続きに落胆した
そんな私も1ヶ月もしないうちに折り返し地点に立つのだ