焼酎の日

奇跡が起きたとしか言い様の無い雨の日
私はただひたすら楽しんで狂ってくるっと踊ったのだ
それだけで誕生日が来る幸運を掴んでしまったのだ
そこに今日が待っていたのを私は知らなかった
厚顔無恥のマリリン・マンソンだったのだ
しかし時が経てば其処にいられなくなるのは
ノストラダムスと幾度と無く同じ夜を過ごした事で
常温のバターが溶けるくらいに解りきった事実なのだ
今は祝う事しか出来ないが明日には晒し首だ
カラスに啄ばまれる目玉を今のうちに濁らさなければ
真実のまた向こう側がキラリと光ってしまう
アフロヘアーはいつまでも私のちらつきでしかないのだ