2011-02-06 貴女にばんざい 深夜の目白通りには羊が泣いていました 私はいつまで経っても狼には慣れません ただ二人でいただけの時間は宇宙でした 貴女と同じ物を見て同じ様に笑っただけで これ程までに心が弾み、私はゴムなのだと確信しました ふわふわでぶよぶよで膨らみすぎの物体です 膨らみすぎて泣けてくる夜が何度でもくればいい 私が貴女を膨らませられる日はやってくるのかと 私だけが膨らんでしまっている世界に杞憂が走り ただ、私は今なら誰かに針で刺されようとも 笑顔で炸裂出来る程、幸福が鳴り響いているのです