ハッスルダンス

これからどれだけ楽しい事があるのだろうと
絶望に近い思考をぐるぐると投げ回しながら
ソケットに眼球を嵌める単純労働に汗を流し
風に吹かれながらも顔を赤らめ笑っているのだ
仮に私の角度が三十度だとすれば
あの密室で行われた五分間は意味など無いのだ
アップルティーは夏の飲む物ではなかったと
反省は回転しながら黄金比を求めているのだ