2008-07-25 自殺しました 夜の風がすーっと私の頬を撫で回した これは年貢の納め時かと落胆したのは 先日、自分が死んだからであろう 死ぬ前の私は狛犬という名のドーベルマンを畏れ これからの日々、これまでの日々を 覆水を盆に帰すが如くの幼稚園児の遊びをしたのだ それに加え最近の私は誰からも彼からも 小便臭く精液臭く烏賊臭く胡散臭いと罵られていたのだ これは社会に反発せねばと薬莢に精神安定剤を詰め 野々村真を思い浮かべながら紫色の銃弾を 脳髄目掛けてぶっ放した所、私は快感で死んだ 今残っているは赤と白のストライプのイライラだけなのだ