タラコ茶漬け

壊れていなかった関係に安堵を隠せません
精神安定剤を失くした僕は狂人になっていました
貴女の寝顔が脳を揺さぶり幸せのリズムが流れます
あぁ、私は狂人になっていなかったのだ
しかし貴女の為に茹でたスパゲティと同じ様に
私は蕩けて柔らかくなって逝っていると思っていたのに
現実は貴女のマカロニを夢見て硬くなるのです
下卑た私の心は決して純粋な恋心へは昇華できないのです
現実と妄想はどちらが正解かわからないのです
あぁ、今日も豪雨が来ればいいのにと9日の夢を見るのでした