2011-03-23 手術台に跨って 狂ったようにキーボードをタイプする夜 必要なKeyはその中には無いのです 狂人の狂ったの頭脳は前頭葉を探し あぁ、私こそロボトミーが必要なのだと 電気の走る瞬間に酔いしれています 世界は白んで夜明け前なのに 頭の中では貴女がポップコーンの雨を降らし 白いフワフワな雲と真っ赤で無邪気な貴女が 言葉の見えない闇の中を埋め尽くしてしまいます 暗中の脳内に電気ドリルのモーター音だけが 響き渡り、染み渡り、踊り続けて、脳味噌が腐り だから私は心を消してフハッと笑うのでした