2010-12-07 黒い服がいいわ 妖怪の足音と供に脳味噌が桃色になっている 浮かれた口からは歌が流れ 浮かれた眼からは華しか見えないのだ ニヤニヤの止まらない夜明けを迎え 叶わぬと解る夢を見ながらの睡眠不足は 苦でもなんでもなく雨の中を走りたいのだ ヒロポンを打てる私は幸せだ 軍靴の足音が聞こえてきた気もするが きっと空耳だと逃げている私は弱小国家なのだ