2010-09-29 でんきう 月明かりとも日差しともつかない光が窓の外へ走ってゆく 私はどこに目線を送ればいいのかと空中散歩だ 窓からはピエロとも殺人鬼ともつかない光が差してくる 私にある光とは何だろうと考えれば地下の光だ 決して地上に射す事の無い地下の光だ 毒された私を浄化する事は金剛力士に出来るのだろうか? 「るるるるる」と空々に歌う私を見つめながら私は思う きっとこのキチガイの顔が現実なのだろうと 今日もまた、空にいつもの様な雲が笑っている