臥薪嘗胆に菊の花を一輪挿しにする
水の代りにペプシコーラを菊の門に注ぐ
貴方の失くした本が私の脳髄に響く
誰かが囁くと誰かが囁き私も呟くのだ
あの薄暗い部屋に戻るのは死んだ時
もしくは死にゆく時だと呟くのだ
囁きは時空を超えてやってきて
あの日と同じ難解な囁きを何回もするのだ
私は狂人か?芸人か?
言葉だけの世界に出戻りしてしまうのは
100錠のデパスでも保てない精神になるという事
憂鬱時代は何度でも訪れる
いつも何度でも聖教新聞のように狂わせるのだ