2009-11-30 呆 臥薪嘗胆に菊の花を一輪挿しにする 水の代りにペプシコーラを菊の門に注ぐ 貴方の失くした本が私の脳髄に響く 誰かが囁くと誰かが囁き私も呟くのだ あの薄暗い部屋に戻るのは死んだ時 もしくは死にゆく時だと呟くのだ 囁きは時空を超えてやってきて あの日と同じ難解な囁きを何回もするのだ 私は狂人か?芸人か? 言葉だけの世界に出戻りしてしまうのは 100錠のデパスでも保てない精神になるという事 憂鬱時代は何度でも訪れる いつも何度でも聖教新聞のように狂わせるのだ