2009-11-15 出歯亀の月 欲望の海で溺れかけている私は もしかすると動物なのではないか? 重低音のギターリフが脳味噌を侵食している夜 寝汗を掻いてしまうほど蒸し暑い冬の夜 どうしても殺さなければいけない人のいる夜 私は汚れてしまったと梟に教えられる夜 夜は何度でも繰り返しスキップでやってきて 私のエマニエル坊やをフェラチオして帰るのだ このサイクルは何時でも止められるのだが 快楽の波は陸サーファーの私には バタアシ金魚宛らに溺れるものでしかないのだ