ドラム式

私を着飾るTシャツが汚れた時に私は死のうと思う
いつだって周りには無知と無学を露呈しながら
故郷にだけは錦を飾ろうと泥を塗るのが日常だ
ならば派手に舞い上がる打ち上げ花火の様に
派手な黄色いTシャツだけは絶対に着ようと思ったのだ
だが黄色いTシャツは実は白いTシャツだったと解った時
コングラチレーションと死ねると胸を躍らせている
気付かないふりを繰り返し本質は見ない様に
考えたら負け感じても負け生きていて負けだ
いつかは太田光の様なかっこいい男になりたい
彼のように男だとしてもパンティーを履きこなせる
そんなどこにでもいる普通の大人になりたい