マクガフィンの城

日々を無駄に過ごしているのが私だけだといいのだが
実際に日々を無駄に過ごしているのは私だけなのだ
自転車に乗りラララとどこまでも乗っていける私は
ラジカセを片手に偶然と遊ぶ赤ん坊なのだ
蓋の閉まった風呂に飛び込もうとしても
私の中にはムラムラの塊しかないのだなと
小学生を見つめて陰茎をムクムクとさせている
6000円の日々はそれほどの価値もなく流れていくのだ