肥溜天使

下衆な私こそキチガイであるべきだ
貴方が自転車に乗って被写体を探しに行くのに
私は渡り鳥になってしまいくるっぽーと
声に成らない声でアイスクリームを食べたのだ
下衆な糞野朗は引き潮を起こしながら旋回し
私より下衆な人間のおかげで転落事故は起さなかった
私は落ちる事も構わず大便を食べるべきなのか
それとも貴方方の高尚な脳味噌にわざわざ合わせなければ
この先、何年たっても空の向こうにラララと飛んでいけないのか?
私は地べたを這いずり回りたいと思いながら
空を飛ぶ蜻蛉を羨ましがる優柔不断なスプリーキラーなのだ