ニプレス

夜桜が舞い散る下で私は微笑んだ
私は何で寝ているのかは解らなかったが
天蓋に桜が咲いているのは綺麗だったのだ
私の隣には誰かがいたのだが思い出せない
私の前にも誰かがいたのだが思い出せない
私が其処にいたことですら危ういのだ
嘘を一つ付くとするならば私は凍えている
頭痛の吐き気のサンドイッチを食べては
狂った思考が頭の中をぐるぐると巡り
私も焼身自殺をしたくなる、そんな夜なのだ