三千円でどうですか?

そういえば私は空気中に舞っている粉塵だ
粉々に砕けた私の陰茎が貴女の鼻から吸われると思うと
砕けた陰茎ですら熱り立ってしまい恥ずかしいのだ
海苔の佃煮を舐める朝の始まりを右に
腐った麦茶を飲み干す夜の終わりを左に
真ん中には御誂え向きの笑顔を置いている
これこそ体裁を良くしようと言う伸びきった見栄だ
本当の私はどこにも何にも置いていない潔癖主義者で
自慰のオカズを食べ尽して食糧危機を起すほどの愚者なのだ