突撃半ズボン

春を感じる私は三寒四温のアホでした
亀の歩みのバスを横目で見ながら歩いていたのですが
踊っていたのは一寸法師の雛だけでした
それを見た私は極東戦線異常なしと頬杖をつき
風に彷徨うのはコペルニクスの夜です
ななめ45°の世界がパイ生地に広がり
こんがり焼けたと思った頃に裏切られたのです
音楽が混ざっていくミックスダウンを羨み
自分は自分だと真似をしてみたのですが及ばず
赤眼鏡の少年はいつの間にか私と秋葉原にいました
雨の降る街は溶けていっていました
貴女がくれた2つのカプセルには希望がつまり
宛らこれはパンドラの箱はたまた龍宮城の葛篭
総てひっくるめて海を渡って山を登り恋をした
それだけで私は右側に傾いてしまったのです