千冊の本

私には何枚の食器が必要なのかわからないが
いざとなれば革靴は履いて出かける事が出来る
猫が一匹ニャアと蚊細い声で鳴けばそれを愛でる事も
愛でた猫が百万回生きるのも時間の問題だ
私は玩具を与えられた子供なのだから玩具を愛で
それを邪魔をする猫を愛でる事が出来るのか心配だ
キーボードを叩きながら30分前の傑作を思い出せずに
違う事を考えようとするのだが頭の中はモヤモヤと
煙を吐き出す宛ら機関車トーマスの笑顔なのだった