六杯のカルピス

果物籠に浅学非才の私は居てはいけないのだ
私のエチレンガスで全ての果物が腐ってしまう
蕩け出すのが線路の上でなかったのを
神に今、大いに放屁しながら感謝している
なぜなら夜から朝までは半年前の蜃気楼が見えて
こうなると私もヒララヒララと飛んで行くしかないのだ
頭痛は頭をカチ割ったのだが生きているのが不思議だ
それこそアバンギャルドとしか言いようのない偕楽園