ディメンション

今日は何かの日だったはずなのだが何の日だったか
曖昧模糊に出てくるのは一握の反吐しかなく
そういえば昔は私も反吐だったのだとクスクス笑ったのだ
しかも私は犬で猫でチワワだったなと爆笑の渦の中だ
神の楽しむ坂を軽やかなスキップでくるくる回った時に
一緒に回ったのは不細工な女の子の人形だった
煙の中には私の仲間と青髪の少女がいるのですが
それも不思議な縁でぐるぐると輪を描いた輪廻でした
私はチクワであってチクワはカルピスを出すのです
カルピスはイクラと相成って私になるのです