2008-12-06 今、孕んでいますよ 私はマンホールチルドレンになったのだ 深夜3時の歌舞伎町は痛風が吹き荒れていた 私の脳味噌に入ってくる貴女の声というのは 常夏のムームーのリズムではしゃぎ回っていた 私がガス欠を起した時の方が暖かかったのは 家の中にいるホームレスが私に親しげに 全知全能の神の如くマシンガントークを セーラー服と機関銃宛らに撃ち捲ったからだ ところで私の脳味噌はどこにあるのだろう? 先ほどまで玄関にあったのに行方不明だ 指名手配のモンタージュを街中に配りながら まだ暗い電車の中で一人私は勃起していたのだ それは麻生政権に対するアンチテーゼである事に 気づいてくれたのは門脇舞ただ一人だけだった