ロマンティック食堂

私は肉塊であるが故に脂ぎっているのだ
母すら私を愛していないのだが私は母を殺さない
ヘドロが家に戻ってきたのだが言葉は投げずに
キャッチャーミットを構えボークを待っているのだ
口実さえ出来れば私は気狂いなのだから許されるのだ
私はリサイクルを繰り返されてきた
捨てられ拾われ捨てられと地球環境に優しそうだが
私は環境破壊だけで生きているのだ
生きる事の職人であるが故に傲慢なのだ
次に捨てられるタイミングは乞食の射精と同じ時だろう