熱視線

鏡の後ろから月が私を見ていた
鏡の中から老害が私を見ていた
壁のポスターは銅像になっていた
窓ガラスには犬神憑きの猫がいた
私に無関心を装っている貴方方は
なぜ無言で夜の中から私を茶化すのか
私は鳥目でも愚者でもないのだと
私は怯えてなど苛ついてないと
世界に向ける方法はいくらでもある
それを実行して困るのは貴方達ですよと
今から桃色妖精が伝えに行きます
それが原因で事故が起きたら
私は満面の笑みで北叟笑むので
今日の晩御飯はいらないです