ラリホーラリホー

昼間の間延びした欠伸を人間は失くす事は出来ないのでしょう
況してや布団の中という場所はそれはゴビ砂漠のように暖かく
バレリーナになった妄想をしていたのですが謎の組織には
ことごとく邪魔をされテープのダビングを永延としていたのです
指を鳴らせば音が旅をし始めもう一度指を鳴らせば音は死にました
河原で焼かれた鼠と揚げられた鼠の屍骸がラジカセの中から出たので
これは森の住人に助けを頼まなければと叫んだところで
謎の組織は真夏の夜の夢でしたと消えてしまったのですが
貴方方を呼ぶためのスイッチはここにいつでもあるんですと
携帯電話を開いてみた所、明後日の朝に私が死ぬ旨の着信音が響き
あぁ、これはまるで夢を見ているようだと現実を乞うのでした