黒猫

回転寿司に化粧水をかけた所メカニズムが崩れました
忘れて欲しいのは私の頭なのですが濱口優は断固として
私の貴重な夜の四十分間をジロリと舌なめずりしながら
一瞥したのですが私は存在しなくていいと暗に言われた気がし
これぞ世界の大たる差別感情なのだななと勤労の臭い汗に
自分自身の見失っていた貯金箱を木槌で叩き割りました
帰り道にはトーテムポールが暗闇で笑っていたので
朝が来たときにここはヒスパニックの楽園になると確信しました
どこかで何かがニャァと小さな声を上げたので丸まります