夏の知的障害者

阿呆の家鴨の態で口をパクパクとさせ呆けている
夏の暑さは冷房など暖簾に腕押しとさせてくれる
猫は伸びきったラァメンの様に体を伸ばし寝ている
私には資格があるのだろうか
その猫を愛おしいと思える資格があるのだろうか
深夜の目覚めにはミルクティー
早朝の目覚めにはミルクティー
いつの目覚めにもミルクティー
私は今日が何の日だったかも思い出せないが
60万人が死んだ日だと勘違いだけは一丁前にできるのだ