2007-07-28 色々な轍 最果ての地の脳のバス停で誰かが降りてきます インスリンを注射しない午前2時は苦痛でしかなく とぼとぼと蛞蝓の歩みで家路に付くものの 私にとって最早禁忌とさえされる朽ちていく部屋は 私の翳りゆく顔色にみるみると薄い赤に変わっていきます 月は緑、星は紫、空は青、部屋は赤、私は白 それでも私は貴方を愛さざるを得ないのでしょう 貴方が例え世界中のどの色に属さないとしても