2007-07-05 札幌時計台 日付が変わっても私は無色だ いつになれば色気づけるのかと 少々食傷気味の悩みを抱えている 時計の針は睡眠薬の効き目が 薄れながら効いていくのを 実感するかのようにチクタクと 縦横無尽にクォーツの園を 駆け巡りそれはまるで血液のようだ 私に出来る償いがあるとするならば ヘモグロビンを無色にする事だけだ