2007-06-27 チーズケーキ 乳呑児だった頃から今日までを道形に 耽々かつ坦々と歩いてきたわけだが 自分の死が近づいている事に対する実感は 湧かないと言えば嘘になる ラジオのスピーカーからも ボトルガムの容器の中からも 三丁目のタバコ屋の角からも どこからでもマグマの様に湧き 私は恐怖で寝れない生誕の日を過ごしている 今日が過ぎてもこの恐怖は拭い切れずに 尻尾の様にまとわり付いて離れないだろう 足は歩みを止めずに死に着々と歩いている それが普通だと言う貴方方の感性は貧相だ