2007-05-24 革は靴以外にも化ける 真昼の睡眠欲は鈍器で殴られたかの様に 見事に血反吐をぶち撒けながらファズギターと共に 雪合戦の雪の球の如く夏に忘れ去られました 冷風を噴出す醜い大口が私を飲み込んでいきます あぁ、これはファシズムだなとほくそ笑むのが精一杯で 目覚めた頃には精液をぶち撒けているのが私の日常で 非現実の扉の鍵は何処のドンキホーテに行こうと 取り扱いすらしておらず嘆くのです あの憎らしい太陽が橋架線に隠れてしまうのを待ちきれず 私は3年ぶりに靴を履きました 諦めるべきは靴紐が付いていた事のみです