2005-07-14 あの夜に輝く公園 いつものように夜の公園に行き昼間に子供が作ったであろう、 砂の山を蹴飛ばし壊す、あの快感。 あれこそ、まさに脱糞後の開放感だ。 因果の鎖などを忘れ、童心に返れるあの場所は 夜にしかできない大人の遊び方が残っている。 あぁ月が眩しい。 台風前の曇り空を突き抜けて輝く月の光。 これもまた脱糞後の開放感に拍車をかけるのだ。 さぁ無知な子供の残骸を殺害しよう。 そして近代文学の残していった希望と言うものなどは 最初からどこにもなかったと言う事を もう一度、噛締めて声に成らない咆哮を あの月に捧げよう。