痣爆弾

貴女がより魅力的になっていた夜
釣合わない私の顔を便所の鏡で見た夜
輝いていた貴女の邪魔をしたくはないのです
ひっそりとビルの陰で暮らすのが私には似合う
総てを諦めれば私も貴女も幸せなのです
あぁ、自分につく嘘が上手になったなと瞼を閉じます
夢の中では貴女がやはり輝いていました
夢と現実の差は何か?
それは私も輝いていたという事です
貴女を汚してごめんなさい