2011-01-23 はなきゅーぴっど 家族へ贈る花も見当たらず玄関前の白粉花を眺める 子供の頃は白粉花ですら幸せだったとにやつくも よく見るとこんな黒い白粉花を私は見た事が無い お里の知れた埼京線は下卑た話を塞ぐ耳栓が必要だ 耳栓から流れる奥花子に私は涙も止まらずに 電車の中でも私は気違いだったのだなぁと 高田馬場まで追ってくる奥華子から逃げられずにいる 貴方の前で泣けて勇気が出た 貴女の前で泣いてしまい情けなかった これから高田馬場に綺麗な白粉花の種を撒ければいいと 午前4時に咲いている貴女への梅の花を千切りながら ホトトギス、ホトトギスと笑えたのだ 私には家族がいて本当に良かったと思う