首無し男の最後

独りぼっちの塵箱はこんなにも寂しい物かと
友と過した肥溜めはあの鼻につく臭いが
堪らなく日々をこれでもかと美しくしていた
これから孤独の体育座りが続くのかと考えると
脳味噌の中でハーピーが金切り声をあげ
これから先を考えれなくしている自己弁護の日
丁度よいことに死ぬのは夏がいいと決めていたのだ