しらんぷりん・とらんぽりん

乾闥婆城にあるのは私のほんの一握りの良心です
お前たちが帰れ帰れというので帰ろうと思ったのですが
逃げ水から逃げるのはそれこそ逃げだなと思い
都立家政の狭き鬼門をくぐった時には風邪を引いていました
頭痛が止まらず脳味噌が溶けて鼻から出てくるのです
これこそまさにトートロジーだとニヤニヤすると
いつもの様に恥部を晒さなければと大切な名を騙ったのです
謝るべきは郷ひろみだと思うのですが本人は
既につんぼになっていたので私はしたり顔で知らん振りをします
それこそまさに暁の断頭台の公開処刑なのです