春うらら

駅に人が溢れていたのだがそこで鎌を振り回せば
私は狂人として処理されるのだろうと思えば
知らず知らずのうちにニヤニヤとしてしまうので
そこで既に狂人だと思われてるのだと妄想し
核爆弾を抱えて自爆テロすらしたくなるのだ
サナトリウムに家族を残してきたのだが
彼女が死んだら蜃気楼の様に忘れ去る事が
出来るのかと聞かれれば脳味噌が沸騰してしまう
ここは初音ミクに歌ってもらわなければとの
偶像崇拝もいい加減にしろと自問自答が
針葉樹林の如く地球が青かったと宇宙に飛んでいくのだ