無駄の浪費

人形が踊りすぎているのだが私は踊れはしないので
薬指を咥えて下北沢を闊歩したのだ
唐辛子は赤いのになぜ私は赤いのかを考えた時
ドップラー効果による物だと理解した
愛の疾走は私の陰部を包み込んでくれたので
いつしか私も先走り汁を走らせたいと切に願うのだ
それは徒競走の始まりだからか?