眠くないのに眠れない

生まれようとしているのは卵ですか?鶏ですか?
そんな押し問答をしながらコンクリートを歩いていると
妙な風が吹きかかるので落ち込むのです
私の存在は嘘だったんだと自己嫌悪になり
家に帰れば二次元が抱きしめてくれると妄想をし
iPodから流れてくる二次元の声を私に当てはめ
そうなんだ私は愛されているのだと自己完結の行き止まりです
迷宮は組曲のようにどこまでも続き気がつけば
平然と貴女を汚す行為をしています
それに気づいたのは私が左足と右足を間違えた時で
幻想的なバランスの悦に浸った勘違いをした時
言うなれば常にです