終わり

無表情な顔の現実が私の日々をベルトコンベアーに乗せる
私が夢を見たいのは今日に留まり現実を貪りたいからだ
時間が平行移動で流れていくのは狂気以外の何者でもない
淡々と流れる炭酸の抜けたレモンスカッシュの日々も
喉に響き酸っぱい事には間違いないのだ
探し物が見つかった時には僕は既に消えていた事を
グダグダと過ごす2年後に知るのだろう